ながさわ歯科医院

歯周病源菌の除菌治療

歯源性菌血症の除菌治療を始めました。

難治性の歯周病、治療しても、通院しても次々に歯が抜けてしまう患者さんに朗報です。

その原因は歯源性菌血症にありました。

こんな症状有りませんか?〈歯原性菌血症チェックシート〉

このアンケートで3点以上チェックされた方は要注意です。

1)歯の神経の中

歯に穴が開いていませんか?
(はい・いいえ)
歯が欠けていませんか?
(はい・いいえ)
歯がザラザラしませんか?
(はい・いいえ)
冷たい水を飲んだらしみませんか?
(はい・いいえ)
熱いものを飲んだらしみませんか?
(はい・いいえ)
夜、寝る前に歯が痛みませんか?
(はい・いいえ)

2)歯と歯茎の間
歯茎が赤く、腫れたり痛むときがありませんか?
(はい・いいえ)
歯を磨くと時々歯茎から血が出ませんか?
(はい・いいえ)
歯がグラグラと揺れる感じがしませんか?
(はい・いいえ)
歯茎を押さえると膿が出るときがありませんか?
(はい・いいえ)
朝起きたとき、口の中がネバつく感じがありませんか?
(はい・いいえ)
口臭があるかもしれないと気になるときがありませんか?
(はい・いいえ)

3)歯の根の外(顎骨)

歯の根のところに膿が出る穴が開いていませんか?
(はい・いいえ)
歯の根のところが時々晴れませんか?
(はい・いいえ)
歯が浮いた感じがしませんか?
(はい・いいえ)
サンプル画像
当院でも今まで歯周内科治療(内服薬で歯周病菌を少なくする)を行ってきましたが、この数年それでも効果が出にくい患者さんが出てくるようになりました。

今までは位相差顕微鏡で菌をの画像で確認してきましたが、Red Complex(*注1)などの菌を確実に検出する事はできませんでした。

2017.04.08 術前

2017.04.15 術後

今回リアルタイムPCR検査(ポリメラーゼ連鎖反応:歯周病菌のDNAを増幅させて検出)を導入して、問題のある菌血症原因菌を検出する事により、菌の除去に適切な抗生物質、抗菌剤を投与する事により、確実な除菌ができるようになりました。

検査結果
検査項目測定値基準値 ※1単位
P.g菌
19,624
1000以下
Copies
Total Treponema属
235,992
Copies
T.f菌
83,304
1000以下
Copies
0
0
A.a菌
27,776
0
Copies
P.i菌
1000以下
Copies
F.n菌
9,160
1000以下
Copies
0

1、 リアルタイムPCR検査で歯源性菌血症の菌を確認
2、 菌種にあう抗生物質、抗菌剤を服用
3、 ポケット内を特殊な消毒薬で洗浄
4、 口腔内から歯源性菌血症の菌がいなくなった所で歯周病の治療。

除菌治療を行う事で口腔内が変化

サンプル画像
こんなに綺麗になっても重要な事は、このいい状態を維持する事が大事です。
治療後は定期的なメンテナンスを受ける事で、健康な状態を保つ事ができます。

よくある質問

Q,タバコを吸っていますが、治り方に違いはありますか。
A,タバコを吸っていても治りますが、菌血症の原因菌の戻り方が吸わない方に比べて早いようです。
禁煙する事ができるなら、禁煙した方がいいでしょう
サンプル画像

注1 Red Complex(レッドコンプレックス)とは

右図は、口腔内に存在している数百種類の細菌を、歯周病への関連が高い順に分類し、ピラミッド状に模式図化したものです。
Red Complex(レッドコンプレックス)と呼ばれる3菌種(P,g菌,T,d菌,T,f菌)は、ピラミッドの頂点に位置し、重度の歯周炎に最も影響を及ぼしていると言われています。
サンプル画像