痛みの少ない治療を伝えたい - ながさわ歯科医院

院長ブログ

ヒスタミン不耐症2

ヒスタミン不耐症
ヒスタミン不耐症(HIT)は、1つはヒスタミンの多い食生活が原因になります。

ヒスタミンが高く反応しやすい食品
・時間の経過した肉 処理をして時間が経過しているもの
・ハム、ソーセージ類
・魚介類:貝や魚(生、冷凍、缶詰、燻製)
・発酵食品(漬け物、ザワークラウト、納豆など)
・発酵乳食品(チーズ、ヨーグルトなど)
・日本酒、ビール、ワインなどの醸造酒
・食品添加物や保存料を含んだ食品全て
・柑橘類:特にオレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツなど
・ベリー類:生、冷凍、缶詰
・チョコレートとココア
・ドライフルーツ
・ほうれん草、ナス
・トマト、ケチャップ、ピューレ、ソース
・酢、マスタード

ヒスタミン放出を促進することが知られている食品
・甲殻類
・魚
・豚肉
・卵白
・柑橘類、パパイヤ、いちご、パイナップル
・スパイス

例えば
私は日本酒を飲むといびきをかきますが、これはヒスタミンによって鼻腔の粘膜が肥厚して鼻づまりを起こし、さらに気道の閉塞が起きることでこの症状が出ると考えられます。

30年くらい前ですが、一時家内に無呼吸症候群と言われていました。夜、呼吸が止まっているのだそうです。その頃は、今より肥満傾向が強く、減量することで症状は改善しましたが。
最近、無呼吸症候群の患者さんを良く見かけるようになりました。
歯科的には、スリープスプリントという装置を入れてもらうのですが、かなり大きいものなので、違和感が大きく慣れないと外されてしまうことが多いです。
また、医科的にはCーパップという鼻からの酸素補給を行うのですが、これも顔面に密着して見ていて大変そうだなというのが感想です。

無呼吸症候群も、ヒスタミン不耐症という観点から考えると、もっとより良い治療法があるように思われます。

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